|
体重が増減する一要因として、運動による消費カロリーと食事による摂取カロリーの差が関係しています。つまり、運動によって消費されるカロリーが、食事によって摂取するカロリーを上回っている状態が続けば、体重(体脂肪)は減少していきます。しかし、条件が逆になると、当然体重(体脂肪)は増加をしていきます。食事の量は以前と変化がないとのことですが、念のため再度確認してみましょう。
できれば、1〜2週間運動量と食事の摂取に関して記録をつけてみると良いと思います。これは毎日記入するものですので、細かく記す必要はありません。細かくつけようとすると、続けられなくなってしまいます。運動はウォーキングが中心だと思いますので、歩いた時間(可能であれば歩数)を記録していきましょう。食事は、何を何時に食べたか記録してみてください。特に、間食が無いか、夜遅い時間に食べていないか、アルコール類の摂取量や頻度は多くないかなど確認してください。また、逆に欠食をしていないか確認してください。運動をしていてエネルギーが必要なのに、食事の摂取量が低下すると食事をしたときに体脂肪を蓄積しやすくなってしまいます。
また、食事記録とは関係ありませんが、食事の内容についても注意してください。脂っこいものや甘いものを毎日摂取していないか注意してください。
次にウォーキングについてですが、1時間歩かれていますので運動量としては十分に確保されています。しかし、体脂肪になかなか変化が見られないとのことでしたので、歩行速度を現在よりも少し上げてみましょう。最初は1時間まるまる速度を上げるのではなく、例えば1時間の内、最初の15分は普通歩行、次の10分は速歩、速歩の後の15分は普通歩行、そしてまた10分の速歩、最後に10分普通歩行というように、間に速歩の時間を取り入れて歩いてみてください。ウォーキングにもメリハリがつき、また運動強度も上げることができますので、運動による消費エネルギー量を増加させる為には効果的です。
ふくらはぎが3cm太くなったとのことですが、ウォーキングは有酸素運動のため、筋肉が太くなることはあまりありません。しかし、運動をあまりされていない方が運動を始めると、初期適応として筋肉がつく場合も考えられますが、このままウォーキングを継続されても更に太くなることは考えられません。また、ウォーキングをされるときはウォーキングに適したシューズを使用するようにして下さい。かかとの高いシューズなどは下肢に負担をかけてしまいますので十分注意しましょう。
ダイエットを成功させるためには、運動の実践と食事コントロール、両方のバランスが非常に重要になります。積極的に運動を行い、食事は過食を控え、食事による摂取内容に十分注意して行うようにしてください。
|