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キートンからのアドバイス
キートンへの質問Vol.34
ウォーキングを始めて3年。だいぶ足腰が強くなってきたので、今年は山にも挑戦しようと思います。地図やコンパスも使ってみようと思うのですが、どのように使えばよいのでしょうか。教えてください。
(M.Iさん・男性・42歳)

keeton 【野山での地図の使い方】
使用する地図
野山のウォーキング・ハイキング等で使う地図として代表的なのは、国土地理院発行の2万5千分の1地形図や
5万分の1地形図です。
縮尺によってそれぞれに特徴がありますので、歩くコースを事前にしっかり考えて使い分けることがポイントです。
 
2万5千分の1地形図
5万分の1地形図
縮尺 1cm=250m 1cm=500m
等高線 10m間隔 20m間隔
利点 詳しい地形がわかる コース全体を把握しやすい
注意点 広い地域を把握しにくい 詳しい地形情報が読みにくい
使い分け ・登山道などの道がはっきりしない山
・歩行距離の短い山域
・登山者が多く道がわかりやすい山域
・歩く距離が長いとき

●地形を読みとるポイント
1. 等高線:標高の同じところをつないだ線
標高の高いところから突き出ているところ→尾根や山頂など
標高の低いところから(下から)食い込んでいるところ→谷
等高線の間隔が広い→傾斜がゆるやか
等高線がつまっている→傾斜がきつい
2. 記号
破線: 幅が1.5m未満の道路(登山道はこれにあてはまります)
実線: 林道など

線だけでなく、神社や学校など目印となりやすいものの記号や標高の数字の見方なども覚えておくと便利です。実際に歩いてそれらを確認できるのもうれしいものですよ。

【コンパスの使い方】
日常でコンパスを使う機会はほとんどありませんから、どう使えばよいのかわからないという方は多いようですが、特に山に行くときには持って行くとコースや現在地の把握に役立ちます。

コンパスは基本的に地図と一緒に使いますが、ここで注意するのは「地図の指す北とコンパスの指す北は微妙にずれている」ことです。

地形図 : 地形図の指す北は「真北」
コンパス: コンパスが指す北は「磁北」なので、真北とは5〜10度西へズレます。
(北へ行くほどズレは大きくなり、年によってもわずかにズレています。)
 
 ↓
6度違った場合、100m進むごとに10mの差が生じます。

<ズレを修正し正確な方位測定をする方法>
地形図は上が真北になっているのが基本なので、磁北との違いを示す磁針偏差数値(西偏○度○分など)が右欄外に書かれていたり、磁北を示すマークが書かれています。この数値やマークにしたがって、事前に地図上に磁北線を引いておくことが大切です。

コンパスを使うときの注意点
送電線の真下や磁鉄鉱を含む土地などでは、磁場の影響でコンパスが正確に測れない場合もあるので、野山では周囲の状況を把握することも重要になります。

【地図の見方に慣れてきたら】
地図を見慣れると、地形や建物、植生といろいろな周辺の環境がより見えるようになります。歩く前に地図を眺め、どんなコースかイメージできるようになると、またそれも楽しいものです。
また、地図は野山だけではありません。街を歩くときにもぜひ使ってみましょう。

地図の使い方に慣れていない人には、最近ではコースの設定やコース中のポイント、歩行時間などさまざまなデータが書かれたマップやガイドブックもたくさん出ているので、それを見ながら歩くことから始めてみても良いかもしれませんね。

●参考ページ
・ウォーキンググッズ研究所>書籍・地図

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