Walker Keeton
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| 植物園で高山植物を見て、実際に歩いて触れてみたいと思いました。手軽に高山植物を楽しむことはできますか。(57歳、Y.Fさん、自営業) |
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ありのままの自然に触れられることは、登山の大きな魅力の1つ。高山植物は、平地とは比較できないほど非常に厳しい自然環境の中で生息しています。「ふ〜ふ〜」言いながら登ってきた山道で可憐に咲く花と出会ったときの喜びは、多くの登山者を魅了してやみません。
今回は、初心者でも楽しめる高山植物を巡る登山について紹介します。 |
【関東以北の低山や観光ルートを利用して高山植物を楽しもう】
高山植物は一般的に森林限界(標高が高く自然環境が厳しいため木が森林として生息できない地点)より上に位置する高山帯に生息しています。と言うと、初心者には難しいような登山をイメージしがちですが、高山帯は緯度と経度によって異なるため南アルプスでは森林限界が標高約2,700Mとしても、北海道の大雪山では標高約1,600Mにまで下がります。
そのため、関東から北側の地域なら低山でも高山植物を見かけることができるのです。また、最近では観光ルートとしてバスやロープウェイを利用して自然の高山植物に触れることもできるようになりました。
●おすすめスポットと8月の見頃の高山植物:
初心者にも挑戦しやすい高山植物の咲く代表的な山を紹介します。次のサイトでは各観光協会の情報が紹介されているので、花の見頃や登山ルート、宿泊施設などを確認できます。
・八幡平(はちまんたい)黒谷地湿原
http://www.hachimantai.or.jp/
主な高山植物:ニッコウキスゲ、ハクサンチドリ、キンコウカなど。
湿原付近までバスが運行しています。
・栗駒山(くりこまやま)
http://www.kurikoma.or.jp/~town/kankou/
主な高山植物:エゾリンドウ、ミツガシワ、サワギクなど。
サイト内の「栗駒山登山」をクリックすると、登山コースの紹介があります。
・本白根山(もとしらねさん)志賀高原
http://www.shigakogen.gr.jp/
主な高山植物:コマクサ、ミズガシワ、リンドウなど。
ゴンドラやリフトを利用することができます。
・北アルプス 立山(たてやま)
http://www.tate-yama.com/
主な高山植物:ワタスゲ、ゼンテイカ、タテヤマリンドウなど。
標高は高いのですが鉄道、高原バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーなどの交通機関が充実しています。
・中央アルプス 千畳敷カール
http://www.chuo-alps.com/index.html
主な高山植物:ミヤマクロユリ、チシマギキョウ、イワベンケイなど。
ロープウェイを利用することができます。
登山に慣れてきたら、ここにあげた代表的な山以外に名の知られていない山々を巡って、お気に入りの山や自分だけの花園を探すのもいいですね。
【高山植物を楽しむために】
短い夏を惜しむように咲く花々は、時期や山の環境によって様々な表情を見せてくれます。出会った高山植物の花の色や葉の形を記録しておいて、花の図鑑で調べてみるのも楽しいですよ。のんびりとスケッチしたり、写真を撮ったりしてもいいですね。
しかし、観光開発が進んだおかげで初心者でも手軽に楽しめるようになった反面、登山者による自然破壊によって絶滅の危機にある植物もいます。高山植物はその環境で生息しているからこそ美しいもの。むやみに採取しない、ゴミを放置しないといった山の基本マナーを守り、1つ1つの出会いを大切にしていきたいですね。 |
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