キートンのサイト訪問記



キートン
キートンのサイト訪問記
このコーナーは、ウォ−カーキートンが、ウォーキングに関するいろいろなサイトを訪問し、サイトを運営する方にインタビューしながら、サイトの魅力や運営する方の素顔などを紹介していくコーナーです。



水流渓人のページ
【水流渓人トップページ】
Vol.8 水流渓人のページ
第8回は「水流渓人のページ」の水流渓人(つるけいと)さんへのインタビューです。「水流渓人のページ」は、野遊びの達人・水流渓人さんが家族とのアウトドアライフを中心に、宮崎の山やキャンプ場などを紹介している「アウトドアライフ紹介ページ」です。

いつも山登りやキャンプ、川遊びなど、自然の中で遊んでいるというファミリーの長である水流渓人さんが、家族とのアウトドアライフを通じて得た発見や感動をさまざまな形で紹介しています。「これからウォーキングやトレッキングや登山を始めようと考えている方たちの参考になれば」というコンセプトで作られていることもあり、ネイチャーウォークの魅力満載のホームページです。





水流渓人さんファミリー





家族登山日記
『同じ歩幅で・・』





敗敗退:高千穂峰





宮崎てこてこ山歩き
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宮崎の山102
「みやざき山便り」





父さんに教えて
「『歩く』スピードは、たくさんの発見と感動を与えてくれる」by 水流渓人さん

                               by 水流渓人さん
キートン はじめまして、水流渓人さん。アウトドアの面白さ、楽しさをホームページで紹介されていますが、最大の魅力を一言で言うとしたら、何でしょうか?
水流渓人さん 自然の中にいる、小さな存在の自分・家族を感じられるところが魅力です。そんな、ちっぽけな存在が自然の中で活動しているわけですから、愛おしいものを感じてしまいます。この田舎に暮らし、日々の生活そのものがアウトドアライフだと思いますが、自然の中で逆らえば、牙をむきます。逆に身を任せれば、この上なく心地いいものですよ!
キートン さて、1996年から家族登山を始められたということですが、何がきっかけだったのですか?
水流渓人さん 3番目の子どもである長男が3歳を迎え、「家族全員で何かできるものはないか」と考えていました。仲間たちのすすめもあり“山登り”をと思ったのですが、私自身、経験も体力もありませんでした。
キートン 山登りに関しては、家族の方と同じスタートラインだったんですか?
水流渓人さん そうなんです。しかし、それがかえって良かった。子どもたちは最初文句ばかり言っていました。親である私は一番大きなリュックを背負いながらも、肩で息をきらし、膝をガクガク震わせ、汗をダラダラ流しています。「もうちょっと上まで行こう!」そんな格好の悪い親父が言うと、子どもたちは次第に歩くようになりました。家族がお互いを近くに感じ、一緒に何かをするという事の手段として選んだ「同じ歩幅での山歩き」です。
キートン 家族皆が同じ歩幅で歩くというのは、やろうと思ってもなかなかできることではないと思います。家族で分かち合う優しさや厳しさ、悔しい思い、喜びなどは、他では絶対に得られないものですよね。そんな家族登山の中で、一番印象に残った山登りを教えて下さい。
水流渓人さん 1999年、2度挑戦して引き返した「霧島東神宮〜高千穂峰」、特に2度目が印象に残っています。当時3歳だった次男は、歩いたりおんぶしたりで、樹林帯を抜ける8合目までに5時間かかりました。天候も崩れはじめ、突風と横殴りの雨。ここで山頂へ向かおうとする私と、4人の子どもを連れて引き返そうとする妻で、激しく衝突しました。
しかし私には、家族を納得させるだけの態度も、経験も、実力もありませんでした。そこで「引き返す勇気」を学びました。あのときたとえ運良く登頂しても、「家族登山」というスタイルの「今」が、きっと無くなっていたと思います。山頂まで行けなくても、どれだけ「楽しむ」かだと・・・。
キートン 「引き返す勇気」ですか。勇気にもさまざまな種類があるのですね。「宮崎てこてこ山歩き」でも、宮崎県のいろいろな山を紹介されていますね。これまでの登山の中で、家族での山登りにおすすめのコースはありますか?
水流渓人さん 家族登山のスタイルからは、「宮崎の山102」の中の「みやざき山便り」でもその一部を紹介している「韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原」の標準的なコースです。えびの高原のバスターミナルから「白紫池〜白鳥山〜六観音御池〜不動池」の池めぐりなど、バリエーションがたくさんあるのでおすすめですよ。(この山の紹介は「地図でさがす」から「えびの市/小林市/高原町」で見ることができます)
キートン 「池めぐり」は子どもたちが喜びそうですね!他に見所があったら、是非教えて下さい。
水流渓人さん このコースは、自分の体力や技術に合わせて、何通りにも組み合わせて楽しめます。最大の魅力は、「登って良し!眺めて良し!」ですね。火山特有の噴火の跡も生々しいですが、自然の濃さ、神秘的な湖も魅力の一つです。また、国立公園内なので、人為的な侵食を防ぐ整備道も目立ちますが、たくさんの植物・動物にも出会えますよ!
キートン 「家族登山」で、一番大切なことは何だと思いますか?
水流渓人さん 母親・妻の協力ですね。その協力無しには家族登山は成立しません。ですからやはり野遊びでは、親父が汗を流してせっせと動き、母親・妻が同行しやすい環境を作ることが必須だと思います。計画、準備、設営、料理、後片付けなどは親父が中心となり進めていくべきです。子どもの手本になるだけの親父でなくていいんです。汗をかき、知らないことは「知らない」と言い、子どもと同じ目線になれる「格好悪い親父」を、水流渓人は目指します。
キートン 自然というフィールドで、家族というステージで、親父として日々奮闘を続ける水流渓人さんのエッセイは、「父さんに教えて」にまとめられています。では水流渓人さんが感じる山登りの魅力とは、何だと思いますか?
水流渓人さん 良く聞かれますね!「何が楽しい?」って。「歩く」という行動は、単純ですが本当に奥が深い、楽しみが深いですね。汗をかいて歩くこと、山頂からの景色、食べた弁当、下山後の温泉、帰宅当夜の睡眠。すべて素晴らしいものです。山歩きを始めたころ、登った山が1つずつ増えていくたび嬉しくなっていきました。2年、3年と経つと、季節を感じる余裕が出ます。花に興味がわきます。「歩く」スピードは、たくさんの発見と感動を与えてくれます。
キートン やはり長く続けると、「楽しむ余裕」が出てきますよね。ウォーキングアカデミーでは「長く続けるポイント」をご紹介しています。皆さん、参考にして下さいね!
最後になりますが、家族が仲良くいる秘訣があれば教えて下さい。
水流渓人さん 感情がぶつかり合うことが、大好きです。言いたいことを言い、泣き、笑い、そして「歩く」んです。歩くときは、会話は無くてもいい。きっと皆「山頂まで後どれくらい?」「あー、疲れた」と、同じことを考えているはずです。「同じ思いをするのが大切かな?」と思います。
キートン 「同じ歩幅」、「同じ思い」。家族のあり方を考えさせられました。本日は、楽しいお話を本当にどうもありがとうございました。
今後の水流渓人さんのご活躍と、「水流渓人のページ」のご発展を期待しております。


愛する妻と4人の子どもたちとの山行記録「家族登山日記」をはじめ、家族への愛情が随所で感じられるホームページ。
「みやざき山便り」で紹介している山は、102と多数。実際に登った山については、レポートも載せています。
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