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| 水流渓人さんファミリー |
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家族登山日記
『同じ歩幅で・・』 |
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| 敗敗退:高千穂峰 |
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宮崎てこてこ山歩き
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宮崎の山102
「みやざき山便り」 |
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| キートン |
はじめまして、水流渓人さん。アウトドアの面白さ、楽しさをホームページで紹介されていますが、最大の魅力を一言で言うとしたら、何でしょうか? |
| 水流渓人さん |
自然の中にいる、小さな存在の自分・家族を感じられるところが魅力です。そんな、ちっぽけな存在が自然の中で活動しているわけですから、愛おしいものを感じてしまいます。この田舎に暮らし、日々の生活そのものがアウトドアライフだと思いますが、自然の中で逆らえば、牙をむきます。逆に身を任せれば、この上なく心地いいものですよ! |
| キートン |
さて、1996年から家族登山を始められたということですが、何がきっかけだったのですか? |
| 水流渓人さん |
3番目の子どもである長男が3歳を迎え、「家族全員で何かできるものはないか」と考えていました。仲間たちのすすめもあり“山登り”をと思ったのですが、私自身、経験も体力もありませんでした。 |
| キートン |
山登りに関しては、家族の方と同じスタートラインだったんですか? |
| 水流渓人さん |
そうなんです。しかし、それがかえって良かった。子どもたちは最初文句ばかり言っていました。親である私は一番大きなリュックを背負いながらも、肩で息をきらし、膝をガクガク震わせ、汗をダラダラ流しています。「もうちょっと上まで行こう!」そんな格好の悪い親父が言うと、子どもたちは次第に歩くようになりました。家族がお互いを近くに感じ、一緒に何かをするという事の手段として選んだ「同じ歩幅での山歩き」です。 |
| キートン |
家族皆が同じ歩幅で歩くというのは、やろうと思ってもなかなかできることではないと思います。家族で分かち合う優しさや厳しさ、悔しい思い、喜びなどは、他では絶対に得られないものですよね。そんな家族登山の中で、一番印象に残った山登りを教えて下さい。 |
| 水流渓人さん |
1999年、2度挑戦して引き返した「霧島東神宮〜高千穂峰」、特に2度目が印象に残っています。当時3歳だった次男は、歩いたりおんぶしたりで、樹林帯を抜ける8合目までに5時間かかりました。天候も崩れはじめ、突風と横殴りの雨。ここで山頂へ向かおうとする私と、4人の子どもを連れて引き返そうとする妻で、激しく衝突しました。
しかし私には、家族を納得させるだけの態度も、経験も、実力もありませんでした。そこで「引き返す勇気」を学びました。あのときたとえ運良く登頂しても、「家族登山」というスタイルの「今」が、きっと無くなっていたと思います。山頂まで行けなくても、どれだけ「楽しむ」かだと・・・。 |
| キートン |
「引き返す勇気」ですか。勇気にもさまざまな種類があるのですね。「宮崎てこてこ山歩き」でも、宮崎県のいろいろな山を紹介されていますね。これまでの登山の中で、家族での山登りにおすすめのコースはありますか? |
| 水流渓人さん |
家族登山のスタイルからは、「宮崎の山102」の中の「みやざき山便り」でもその一部を紹介している「韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原」の標準的なコースです。えびの高原のバスターミナルから「白紫池〜白鳥山〜六観音御池〜不動池」の池めぐりなど、バリエーションがたくさんあるのでおすすめですよ。(この山の紹介は「地図でさがす」から「えびの市/小林市/高原町」で見ることができます) |
| キートン |
「池めぐり」は子どもたちが喜びそうですね!他に見所があったら、是非教えて下さい。 |
| 水流渓人さん |
このコースは、自分の体力や技術に合わせて、何通りにも組み合わせて楽しめます。最大の魅力は、「登って良し!眺めて良し!」ですね。火山特有の噴火の跡も生々しいですが、自然の濃さ、神秘的な湖も魅力の一つです。また、国立公園内なので、人為的な侵食を防ぐ整備道も目立ちますが、たくさんの植物・動物にも出会えますよ! |
| キートン |
「家族登山」で、一番大切なことは何だと思いますか? |
| 水流渓人さん |
母親・妻の協力ですね。その協力無しには家族登山は成立しません。ですからやはり野遊びでは、親父が汗を流してせっせと動き、母親・妻が同行しやすい環境を作ることが必須だと思います。計画、準備、設営、料理、後片付けなどは親父が中心となり進めていくべきです。子どもの手本になるだけの親父でなくていいんです。汗をかき、知らないことは「知らない」と言い、子どもと同じ目線になれる「格好悪い親父」を、水流渓人は目指します。 |
| キートン |
自然というフィールドで、家族というステージで、親父として日々奮闘を続ける水流渓人さんのエッセイは、「父さんに教えて」にまとめられています。では水流渓人さんが感じる山登りの魅力とは、何だと思いますか? |
| 水流渓人さん |
良く聞かれますね!「何が楽しい?」って。「歩く」という行動は、単純ですが本当に奥が深い、楽しみが深いですね。汗をかいて歩くこと、山頂からの景色、食べた弁当、下山後の温泉、帰宅当夜の睡眠。すべて素晴らしいものです。山歩きを始めたころ、登った山が1つずつ増えていくたび嬉しくなっていきました。2年、3年と経つと、季節を感じる余裕が出ます。花に興味がわきます。「歩く」スピードは、たくさんの発見と感動を与えてくれます。 |
| キートン |
やはり長く続けると、「楽しむ余裕」が出てきますよね。ウォーキングアカデミーでは「長く続けるポイント」をご紹介しています。皆さん、参考にして下さいね!
最後になりますが、家族が仲良くいる秘訣があれば教えて下さい。 |
| 水流渓人さん |
感情がぶつかり合うことが、大好きです。言いたいことを言い、泣き、笑い、そして「歩く」んです。歩くときは、会話は無くてもいい。きっと皆「山頂まで後どれくらい?」「あー、疲れた」と、同じことを考えているはずです。「同じ思いをするのが大切かな?」と思います。 |
| キートン |
「同じ歩幅」、「同じ思い」。家族のあり方を考えさせられました。本日は、楽しいお話を本当にどうもありがとうございました。
今後の水流渓人さんのご活躍と、「水流渓人のページ」のご発展を期待しております。 |
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